4大じゃがいも品種

いも類

関東では2月中旬くらいからジャガイモの植え付けが始まりますが、ホームセンターでよく見かける

「メークイン」「男爵」「キタアカリ」「とうや」にはどんな違い、特徴があるのでしょうか。

ぜひ家庭菜園や日々のお買い物に活用してください。

メークイン

メークインの原産国はイギリスであり、名前の由来は以下の通りです。

特徴

細長く、表面が滑らかなため、ピーラーでの皮むきが一番楽なことから、私が一番好きな品種です!

お花が全体的に紫がかっており、かわいらしいのも特徴です。

デンプン量が少なく、粘り気があり、煮崩れがしにくいので、カレーや肉じゃがなどに適しています。

個人的には、きんぴらに、揚げたメークインを混ぜて作る「きんぴら煮」が好きです。

色は薄い黄色で、貯蔵すると甘みが増しておいしくなります。

男爵いも

男爵いもの原産国はアメリカですが、北海道の男爵さんが日本に広めたことで、この名前が付きました。

出典元:日本いも類研究会

特徴

表面が丸みを帯びていて、メークインに比べて凸凹しているのがわかります。

デンプン量が多いため、ホクホクしていて、煮崩れしやすいタイプです。

じゃがバター、太めにカットしたフライドポテトが、ホクホクを感じられておいしいです。

イモの色は白っぽく、昔から広く知られている品種です。

お花も白っぽいですね。全体的にメークインの特徴とは反対なのが男爵イモです。

キタアカリ

日本生まれの品種で、男爵いもとツニカという品種を交配して作られました。

出典元:日本いも類研究会

特徴

ビタミンC含量が多く、イモの色が黄色みがかっていて、直売所や家庭菜園では人気の品種です。

デンプン量が男爵いもよりも多いので、より煮崩れがしやすく、また糖度も高く甘みが感じられます。

粉質でホクホクなため、粉吹きいもや、ポテトサラダが絶品だと思います。

ジャガイモシストセンチュウに抵抗するために作られたことから、その点でも栽培しやすいです。

とうや

北海道生まれで、害虫に抵抗できるように作られた品種です。

芋が肥大しやすいため、密植栽培が適しています。

出典元:日本いも類研究会

特徴

ビタミンC含量が多く、イモの色が黄色く、デンプン量がやや少なく粘質です。

煮崩れがしにくいため、メークインと同様の料理に合います。

栽培すると、大きく育ちやすいため、大きい野菜が好まれる、給食や業務用にも適しています。

じゃがいもは農薬をあまり必要としませんが、「とうや」は害虫に強い品種なので、より農薬いらずに栽培できます。

まとめ

表にまとめてみるとこんな感じになりました。

原産国病害虫抵抗性イモの色デンプン量煮崩れ
メークインイギリスやや黄色しにくい
男爵いもアメリカやや弱しやすい
キタアカリ日本(北海道)シストセンチュウに強い黄色しやすい
とうや日本(北海道)害虫に強い黄色やや少しにくい

「デンプン量が多い=煮崩れしやすい」「デンプン量が少ない=煮崩れしにくい」

の法則性はありますが、イモの色はバラバラで関係ないことが分かります。

消費者目線でみると、

「皮むきが楽‐メークイン」「じゃがいも本来の風味が強い‐男爵いも」

「甘いホクホクいも‐キタアカリ」「ビタミンC多、煮物‐とうや」

といったところでしょうか。

料理や好みによって品種を意識して変えてみると、よりジャガイモライフが楽しめると思います。